±2Vは、ピーク値ですから、
2V÷√2=1.41Vrms(実効値)
0.51倍のNFBは、おおよそ−5.9dBですので、
入力1.41Vrms、NFB−5.9dBで、
フルパワー0.53Wというアンプになるでしょうか?
これまでの検討の結果から、回路図を作成しました。
P−G帰還抵抗値は、とりあえずの便宜上で 680KΩ としました。
実際は、カソード帰還との兼ね合いで、NFBが−6dBくらいになるように、P−G帰還抵抗値を、カットアンドトライで決定していきます。
あと、ヘッドフォン出力部に減衰抵抗を入れるつもりです。
(おまけ)
実際のところ、6DJ8は直線性が良くあまり歪まないので、初段を歪まして出力段の二次歪みを改善しよう!という用途には向きません。。。(汗
ですから、
出力段の歪みは、カソード帰還+P−G帰還で改善する!という事になるでしょうか???
ベテランの方ならよく分かっている処なのですが、もともと初段を歪まして、出力段の二次歪みを改善しよう!という手法は、実際はそんなにうまいこと
全周波数帯域で相殺できるモノではありません。。。(汗
初段と出力段の
位相が逆という仮定なのですけど、現実は段間の時定数回路(カップリング)があるので
位相がズレているはずです。
ですから、初段を歪まして出力段の二次歪みを改善しても、
実情はNFBによって諸特性が改善されているのだと、私個人は考えてたりします。
あと、最大出力についても、プレート電圧のピークからピークを取った電圧変化量ΔEpで計算する式ですので、実際は真空管がカットオフするまで、(つまり波形がクリップするまで)ダラダラと出力は増え続けます。
とは言っても、初心者の方に細かい話をしても混乱するだけなので、そこら辺のところはあまり突っ込まずに、さらりと流してくださるようお願い申し上げます。。。(大汗
( なんか苦しい説明だな、おい。。。(^_^; )
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