引いてみたロードラインは、ハズレではなさそう。。。(ホッ)
従って、動作基準点は、
プレート電圧155V、プレート電流12.5mA、バイアス−5V、
負荷7KΩ、カソード抵抗390Ω
とします。
出力段の動作点が決定したら、後は【B電圧】を求めます。
プレート電圧155Vにバイアス電圧5Vを加えた、
対アース電圧のプレート電圧160Vに、
出力トランス直流抵抗(DCR)電圧降下分を、さらに加えたものが、
【B電圧】です。
春日製OUT41−357の出力トランス一次側/直流抵抗(DCR)は、
330Ωですので、電圧降下は、
(プレート電流)0.0125A×(DCR)330Ω = 4.1V
160V+4.1V= 164.1V
これが、いわゆる【B電圧】で、これを求めないと設計できないという、
回路のキモです。
次回は、初段のロードラインを設計しようと思います。
(次回につづく)
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