前回、ブレッドボード上に、片チャンネル分の直流回路だけを組んで、FETゲート・ソース間電圧=V(GS)を実測したのですが。。。
ブレッドボードに回路を組んだので、ついでにWE408Aの左右チャンネルのプレート電流も揃えておこうかな?と思い、バイアス電圧を実測してプレート電流を計測したところ、WE408Aのプレート電流にバラツキがある事が判明しました。
供給電圧48Vでも、プレート電圧が低く過ぎて想定していたバイアスが出ません。。。(汗
そこで、4年以上前の19AQ5ヘッドフォンアンプ祭りの頃に購入した軍箱WE408Aを、ダンボール箱の底の方から苦労して発掘して、プレート電流のバラツキ実験をする事にしました。
過去にバンテックから通販で購入した軍箱WE408Aを発掘してきました。
実際に、発掘したWE408Aのバイアス電圧(=プレート電流)を計測してみました。
WE408A hybrid Headphone Amplifier プレート電流バラツキ具合の確認中
WE408Aのデータシートはこちら。
[URL]
WE408A
三結は、レイセオン6AK5W-CK5654三結図で代用しています。
[URL]
データシートの三結特性図から、プレート電流を0.55mAくらいに想定していたのですが、手持ちにある球からサンプル12本のデータを取ってみたところ、標準偏差(正規分布)バラツキの中点が、おおよそ0.45mA位なのではないかと、私個人は推察しました。。。(汗
従って、プレート電流0.45mAにおいてバイアス−1Vとなるように、カソード抵抗の値を2.4KΩに変更しました。
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