最近、暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
こう暑いとハンダ付けする気がおきません。
昨年今頃のブログ記事を読み返してみると、去年の8月は、
PARABOX Pちゃんの記事ばかりなので、どうやらやっぱり真空管アンプを製作していなかったようです。。。(汗
2011年8月の記事は、PARABOX Pちゃんの記事ばかり
[URL]
6N2PEV-HY65 Single Ended Amplifier PARABOX P-chan 40cm doll
とは言っても当ブログは、いちおう真空管アンプについてのブログなので、
前回の記事に書いた、12AX7−6G6Gシングル真空管アンプについて書きたいと思います。
なお、6G6Gアンプは製作後にEL32アンプに組み替えてしまったので、12AX7−EL32シングル真空管アンプとして設計します。
6G6G、EL32は、ヒーター容量が小さく、省エネ(低発熱)+省スペース(コンパクト)真空管アンプを製作できますので、専用の電源トランスを特注しました。
A級シングルは、無信号時でもプレート電流は常時流れていますので、
アンプ全体の消費電力 = 大気中に放出される熱
みたいなものです。
電源トランス容量を小さくすれば、真空管アンプから発生する熱量は少なくなるハズですので、電源トランス総容量20VA(!)のトランスを制作しました。
ちなみに、20VAはどのくらいの容量かと申しますと、6L6プッシュプルのヒーター容量は、6.3V×0.9A×4=22.68VAですので、6L6を4本ヒーター点火する電力よりも小さな値です。
春日無線 特注20VA電源トランス H22−02201
2年以上前に、春日無線に特注して制作して貰った電源トランスです。
0-210V 70mA 0-6.3V 0.8A の小型バンド型です。
特注した電源トランスは、出力電圧210V 許容電流70mA 70mA×0.64=44.8mAですので、
ブリッジ整流の場合の電源トランス許容電流は、約45mA(DC)
210V×1.32倍=277V 出力電圧277V と予想しています。
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