前回のブログで、真空管のヒーター電流が600mAなら出力1.4Wなのでしょうか???と、書きましたけど。。。
いまさらこんな事を言うのはアレですけど個人的に1.4Wは無理かな?と、実は思っていたりしています。。。(汗
仮にスピーカー(8Ω)で出力1.4Wとして、必要な電圧と電流を計算してみると、
必要電圧 Vo= √(1.4×8) =3.3Vrms =4.7V peak
必要電流 Io= √(1.4÷8) =0.4Arms =0.59A peak
なので、FETソースフォロワ部分だけ(!)を考えれば、アイドリング電流を590mA以上(=600mA)流せば出力1.4W出るかと思うのですけど、問題は、ピーク電圧 4.7V peak ではないかと推察します。
ピーク電圧 4.7V peak は、ピーク・トゥ・ピークですと、9.4Vp-pですが、電源は24VありますのでFETソースフォロワ部分はOKです。
しかしながら、真空管電圧増幅部分で、9.4Vp-p 出力が厳しい(!)のではないでしょうか???
言葉でいうとピンとこないかもしれませんので、PL84 (15CW5)ロードライン でざっくりと説明します。
ちなみに、12V6GTとか1626の特性図ですとグラフ目盛の単位が大きくてロードラインは検討できませんでした。PL84 (15CW5)についても、かなり拡大印刷して検討しました。。。(汗
PL84 (15CW5) Triode connection
PL84 (15CW5) の内部抵抗は、2〜2.5KΩくらいかもしれませんが、
12V6GTとか1626の内部抵抗は、3〜4KΩくらいかな?と思ったので、負荷抵抗は2倍以上の10KΩとしてみました。
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