前回のブログで。。。
PCL86において、ユーゴスラビアのEi はフィリップス系列工場なのでフィリップス規格に準拠すると仮定して13Vという事にしています。
と、書きましたけど。。。
誤解ないよう念のため書きますけど、あくまで Ei 製 PCL86 の話です。
春日無線のキットに付属される真空管や以前に秋葉原のサンエイで大量安価に売られていたポーランド製PCL86のヒーター規格は14.5Vだと思います。
ポーランド製PCL86のヒーター規格については、様々なサイトで検証されたり、キット付属球として10年以上の実績があるので、14.5Vというヒーター電圧は間違いないのではないでしょうか。
それじゃあ、なんで Ei 製 PCL86 は13V(あるいは13.3V)なの?って話なんですけど、実は個人的な体験によります。
えーと。
ぶっちゃけ、 Ei 製 PCL86 を14.5V点火すると、なぜだか管壁ガラスが真っ黒に煤けます。
「あンた、背中が煤けてるぜ…」って感じ? ( おい。。。(^_^; )
Ei製PCL86 ヒーター点火電圧によるダメージの違い
上掲載の写真を見た人は、『Ei 製 PCL86 のヒーター電圧ってフィリップス規格の13Vじゃね?ユーゴスラビアのEi はフィリップス系列工場だし!』って、たぶんみんなそう思うのではないでしょうか。。。(汗
そんな訳で。。。
私個人の妄想により真空管ハイブリッドアンプのヒーター設定を13Vをベースにした13.6Vくらいを目標に考えていたのですけど、このブログ記事を書きながら気がついたのですが、春日無線のキットに付属される真空管や以前に秋葉原のサンエイで大量安価に売られていた球はポーランド製(14.5V)なので、真空管アンプ自作派や真空管アンプ初心者の方々に有用で利便性の良い記事を書こうとするなら、ポーランド製の真空管を採用してヒーター規格は14.5Vに設定しておかなければダメじゃね?と今さらながら確信したんですけど、手持ちの球は全部Ei製で実はテツさんポーランド製のPCL86を持ってない!
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