真空管ヘッドフォンアンプ総括編 【2009年版】-後編-
2012-02-06


引き続き、真空管アンプ総括2009年版の後編です。


2009年7月は、YAHAヘッドフォンアンプとD級アンプを組み合わせたアンプを製作しました。

ちょうどこの頃、秋月からD級1Wアンプ・キットが発売されました。

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それでその秋月D級アンプキットを、YAHAヘッドフォンアンプのボルテージ・フォロワの代わりにしたアンプを製作しました。

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真空管部分は、6AK5(T)です。
YAHAヘッドフォンアンプ回路定数そのままを踏襲して、負荷抵抗47Kグリッド抵抗1MΩです。

なお、上掲載の写真にはヘッドフォン端子が付いていますけど、その後すぐに取り外す事になりました。
ヘッドフォン出力は発振気味でダメでした。
原因は、カップリングでヘッドフォン出力を取り出そうとした(※注)のですけど、よく考えてみれば、時定数回路が3箇所になってしまう(!)ので発振するのは当たり前です。。。(汗

※注
ヘッドフォン出力は、カップリングで取り出します。
http://www.tristate.ne.jp/digitalamp01.htm

そうしますと、D級アンプ内の時定数回路は入力カップリングと合わせて2箇所です。
YAHAアンプは、回路の性質上どうしても入力カップリングが必須なので、YAHAを追加した場合のアンプ全体の時定数回路の総数は3箇所以上になってしまいます。


最近、ラックス製D級アンプ基板LXA-OT1と、他の回路を組み合わせる話をチラホラ聞きますけど、市販基板には通常すでに入力カップリングが入っているハズなので

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