1990年代に、与勇輝の人形に衝撃を受けて創作人形に興味を持ったテツさんは、球体関節人形を作り始める訳ですけど。。。
それで、人体デッサンの本を購入して、球体関節人形の図面を描こうとしましたけど、サッパリ描けませんでした。。。(汗
それまで、人形に縁のなかった人間が、急に作り始めようと思っても、自分自身の中に引き出しがない(!)ので、そりゃあうまくいくハズがない。
特に、立体造形の場合は、人体デッサン本の絵を見てもダメで、実際のリアルな3次元形状のサンプル品がないと造形ラインが判りません。
とは言っても、創作人形作家が制作したオリジナル作品は、とても入手が難しいです。。。(汗
そこで目を付けたのが、当時発売していたガレージキットでした。
現在、フィギュアは彩色組立済PVCフィギュアが主流ですけど、1990年代は未塗装未組立レジンキャスト製フィギュア(ガレージキット)でした。
まあそんな訳で、本日の記事は、フィギュア創世時代のガレージキットを、簡単にご紹介しようと思います。
前回の記事で、球体関節人形の世界では、四谷シモン、天野可淡、吉田良、恋月姫という四人の作家が、日本の球体関節人形のベースになったような雰囲気でしたけど、フィギュアの世界では、海洋堂のBOME(ボーメ)、ボークス造形村の圓句昭浩、マックスファクトリーのあげたゆきを、T's systemの宮川武という四人の原型師が、日本のフィギュアのベースになったような気がします。個人的な感想ですけど。。。(汗
ただし、特撮/ヒーロー/怪獣/ロボット/動物/昆虫等のフィギュアは除きます。それらは、また別の原型氏さまがいらっしゃいます。
球体関節人形の為のデッサン用ですから、あくまで、女性(少女)キャラクターフィギュアについての話です。。。(汗
。。。。。
それでは、上記4人のガレージキットを簡単に紹介致します。
まずは、海洋堂のBOME(ボーメ)については、あまりに有名なので説明不要かと。。。
海洋堂
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