6N3PE-6P15PEVシングル真空管アンプ(2)
2011-12-04




プレート電圧125V、プレート電流2.5mA、バイアス−2.5V、
カソード抵抗1KΩ、負荷抵抗27KΩ、デカップリング抵抗15KΩ


初段動作は、上記の動作点に決定しました。


なお、出力段に使用する6P15Pには、グリッドリーク抵抗300KΩの制限がありますので、負荷27KΩの場合の交流負荷は24.8KΩになりますので、注意が必要です。

[URL]


禺画像]

データシートに下記のような記載があります。

2) With self-bias voltage not lower than 10V
  (with partial compensation of the bias by a positive voltage source)
3)At self-bias voltage up to minus 4V

注記の意味がイマイチ判らなくてさんざん悩んでいたのですが、長島氏に教えて貰いました。。。(滝汗

カソードバイアスの電圧値が10V以上ならば1MΩまで
4V以上ならば300KΩまで
4V未満は禁止の意味になります。
6080の規格表にほぼ同様な表記があります。  

だそうです。誠に貴重なご助言ありがとうごいました。(^O^)

ちなみに、スクリーン耐圧は330Vです。。。(汗



【電源平滑部】の設計


まず、電源トランスT−2Vの出力電圧を予想します。

出力電圧については、書籍『情熱の真空管』 P.111に書いてあります。
今回の回路ですと1.23倍と仮定して、

220V×1.23 = 270.6V  約271


また、これまでの設計から、

出力段 17mA×2 = 34mA
初段 2.5mA×2 = 5mA
270KΩのブリーダーとすれば、0.85mA

とすると、回路に流れる総電流は、合計39.85mAです。


出力電圧271Vから、【B電圧】230を引いて、
回路の総電流

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