引き続き、12AX7−38シングル真空管アンプの設計です。
今回は、回路の
ゲイン配分と
最大出力を確認します。
これを実施しておかないと
NFBを掛けたら出力段バイアスをフルスイングできなくなった!という事が起こりがちです。
私自身、何度も経験しました。。。(汗
さて、初段12AX7(6N2P−EV)の動作条件は、
プレート電圧158V、プレート電流0.6mA、バイアス−1.5V、
負荷抵抗100KΩ、カソード抵抗2.7KΩ、デカップリング抵抗15KΩ
でしたので、とりあえず、グラフが読みやすいように、初段を±1Vスイングさせると、基準のバイアス−1.5Vを中心にして87.2KΩロードライン上の、バイアス−0.5Vから−2.5Vまでスイングします。
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