6BQ7-6CH6シングル真空管アンプ (3)
2011-10-07


初段のゲインは変化しないのですけど、便宜上そう考えて下さい。。。(汗


それで、初段のゼロバイアス側【26V側】は、
26V×0.286=7.44V

となり、

NFBがかかって、初段のゲインが、0.286倍されたと想像すると。。。

出力段のゼロバイアス側は、21V×0.286 = 6V
出力段のカットオフ側は、  26V×0.286 = 7.44V

となって、初段をワザと歪ませると、出力段のバイアスを、カットオフ側に−7.44V
つまり、1.44V分を余計に、オーバー・スイングしてくれる訳です。


禺画像]


カットオフ側のバイアスは、6V+7.44V=13.44Vまで振り込むので、
およそバイアスを−13.4Vまでスイングさせたとすると。。。


カットオフ側プレート電圧変化量ΔEpは、

通常時 → 292V−220V = 72V
オーバースイング時 → 300V−220V = 80V


それに対して、ゼロバイアス側プレート電圧変化量ΔEpは、

220V−108V = 112V です。



また、通常の最大出力は、

292V-108V=184V
184V÷2√2=65.1V
65.1^2÷7000Ω=0.6W

計算上の出力は、0.6W ですけど、


オーパースイング時の最大出力は、

300V-108V=192V
192V÷2√2=67.9V
67.9^2÷7000Ω=0.64W

と、なって、

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