初段のゲインは変化しないのですけど、便宜上そう考えて下さい。。。(汗
それで、初段のゼロバイアス側【26V側】は、
26V×0.286=7.44V
となり、
NFBがかかって、初段のゲインが、0.286倍されたと想像すると。。。
出力段のゼロバイアス側は、21V×0.286 = 6V
出力段のカットオフ側は、 26V×0.286 = 7.44V
となって、初段をワザと歪ませると、出力段のバイアスを、カットオフ側に−7.44V。
つまり、1.44V分を余計に、オーバー・スイングしてくれる訳です。
カットオフ側のバイアスは、
6V+7.44V=13.44Vまで振り込むので、
およそバイアスを−13.4Vまでスイングさせたとすると。。。
カットオフ側のプレート電圧変化量ΔEpは、
通常時 → 292V−220V =
72V
オーバースイング時 → 300V−220V =
80V
それに対して、ゼロバイアス側のプレート電圧変化量ΔEpは、
220V−108V =
112V です。
また、通常の最大出力は、
292V-108V=184V
184V÷2√2=65.1V
65.1^2÷7000Ω=0.6W
計算上の出力は、
0.6W ですけど、
オーパースイング時の最大出力は、
300V-108V=192V
192V÷2√2=67.9V
67.9^2÷7000Ω=0.64W
と、なって、
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